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クラリネット左手の力みを解消|親指・人差し指の正しい使い方

  • 3月20日
  • 読了時間: 6分

クラリネット左手の力みや『指が回らない』という悩みは、多くの演奏者が経験する共通の課題です。山口県のクラリネット教室・フジヤマクラリネットスタジオでも、レッスンの現場でとても多いのが、「左手がきつい」「左手が固まって指が回らない」という悩みです。

その原因は、指の力そのものというより、支える指(親指)と運ぶ指(人差し指)がうまく噛み合わず、左手全体が必要以上に緊張してしまうことにあります。

この記事では、左親指と左人差し指の役割を整理しながら、無理なくスムーズに動ける左手を作るためのポイントをまとめます。


クラリネット左手親指の正しい使い方|レジスターキーで「添える」感覚を身につける

クラリネット演奏において、左手親指はレジスターキーの開閉を担う重要な指です。

しかし、ここに力が入りすぎると、左手の他の指の動きを妨げるだけでなく、親指の付け根に負担が集中し、腱鞘炎の原因にもなります。

理想は、上管を捉えて安定しているのに、どこも固まっていない状態です。


クラリネット左親指の動き

クラリネット左手人差し指の動かし方|AキーへのロールアップでG♯移動をスムーズに

人差し指にも注目してみましょう。左人差し指は、クラリネット演奏の中でも特別な動きが必要になりやすい指です。理由は、AキーやG♯キーへ移動する場面が多く、単純な上下運動だけでは済まないからです。

動画で実際に見ていただくと分かる通り、左手全体がドアノブを回すように(回内・回外のように)作用しているのがポイントです。


チェック

  • 人差し指がAキーを捉える場所を確認します(F#から手首を上向きに回転させると自然に触れる人差し指のサイドであること。指の腹ではないこと。)

  • F♯→A は「スライド」ではなく、ロールアップで運びます。

  • もっともチャレンジになりやすいのは、E→B♭ の移動のように、

    • 親指がレジスターキーへ

    • 人差し指がAキーへ

    同時に移る「瞬間」です。

    クラリネット人差し指を含む左手の動き

取り組み方

指先だけに意識が集まると、緊張して固まり、潤滑に動かなくなります。

まずはゆっくり、スムーズに動くまで忍耐しながら、動きの質を整えていきましょう。


まずは「指先」を関節から動かします

親指に話を戻します。トーンホールを塞ぎながらレジスターキーを開閉する際、多くの場合は「第二関節(親指付け根)」からがんばって動かそうとしています。

そうではなく、

  • 指先

  • 指の各関節

を小さくしなやかに連動させて、関節から動かす感覚を育てます。


チェック

  • レジスターキーを押す際に、どの部分がキーに接触し、どのような動作になっているでしょうか。

  • レジスターキーに指をスライドしていないでしょうか。

  • 指先が固まり、関節が動いていない状態になっていないでしょうか。


親指の第二関節(水かきが始まるところ)には「力を入れません」

親指の付け根は疲れやすい場所です。

ここで楽器を「握りしめる」ように力んでしまうと、他の指の自由も失われます。

ポイントは、

  • 親指の根元を固めないこと

  • 「押す」より「そっと受け止める」こと

  • 他の指の運動が妨げられないように親指は力で支えないこと。

という考え方です。


意識は「指先」から「手首・腕・肩」へ広げます

左手がきつくなるとき、原因が「指」ではなく、もっと上(手首〜肩)にあることがよくあります。

  • 手首が固定されていないでしょうか。

  • 前腕がねじれていないでしょうか。

  • 肩が上がっていないでしょうか。

指だけを直そうとすると、かえって固まります。

腕全体がしなやかに脱力している中で、指が自然に動く状態が理想です。


小さな練習の前のチェックポイント(30秒)

クラリネット左手親指人差し指の正しい位置

  1. 親指と人差し指で丸を作ります(OKサイン、またはメガネを作るイメージ)。

  2. 親指の第二関節が内側に落ち込まないように、角度や向きを調整しながら、親指の動きに注目します。

  3. 次に、長いつけ爪を付けているつもりで「ものをつまむ」動作もしてみます。

  4. その動作が、演奏時の親指の使い方とは正反対であることを確認します。


すぐにできる小さな練習(30秒)

  1. 楽器を構えたまま、左肩をふわっと下げます。

  2. 次に前腕(肘〜手首)を「ゆるめる」意識を足します。

  3. その状態で、左手親指の付け根が固くなっていないか確認します。

  4. 最後に、指先を小さく動かしてみます(キーを軽く触れる程度で十分です)。

「指先をうまく動かそう」とするよりも、上から順にほどいていくと、親指の力みが抜けやすくなります。


実践:フジヤマクラリネットスタジオで使われるエチュードより、左手(親指、人差し指を含む)の強化練習


まとめ

  • 左親指は、強く押し込まず「安定して支える」場所です。

  • 指先は関節から動かします。

  • 親指の付け根に力を入れません(腱鞘炎予防にもつながります)。

  • 手首・腕・肩まで意識を広げ、しなやかに脱力して使います。

演奏が楽に安定してくると、指の動きだけでなく、音色やフレーズの流れも変わってきます。

まずはクラリネット左手親指の「力みの場所」に気づくところから、少しずつ整えていきましょう。

クラリネット左手の脱力と正しい指の使い方を身につけることで、腱鞘炎の予防にもつながり、長く楽しく演奏を続けることができます。


フジヤマクラリネットスタジオのご案内(オンライン対応)


フジヤマクラリネットスタジオでは、山口県柳井市での対面レッスンに加え、オンラインでも継続して学べる環境をご用意しています。

「左手が固まる」「指が回らない」といった悩みは、フォームや体の使い方を一緒に観察しながら整えることで、改善の糸口が見つかることが多いです。


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