大人クラリネットレッスン:Fメジャー音階と「腹圧」で低音を響かせる
- Izumi Fujiyama

- 10月28日
- 読了時間: 2分
山口県柳井市クラリネット教室、フジヤマクラリネットスタジオです
今回はレッスン開始から10時間未満の方のレッスンの様子を紹介します。取り組みやすいFメジャー音階と「腹圧」の基礎、Rubank Lesson 3「Blue Bells of Scotland」での表現づくりを取り上げます。

音階
Fメジャーに取り組んでいます。低〜中音域中心で運指が困難ではないFメジャーは取り組む最初の音階としておすすめです。シャープフラットのないCメジャーはかえって、ラからシへの連結が困難な為そこでつまづいてしまうため注意が必要です。
Fメジャー音階が導入に適している理由
低〜中音域が中心でコントロールしやすい
B♭により右手の動きが順序的で覚えやすい
Cメジャーより連結の難所が少なく導入障壁が低い
低音を響かせる「腹圧」の基礎
「息を吹き込む」よりも、空気を押し出す圧を作る意識
口元で頑張らず、体幹で支える
練習ドリル例:
ロングトーン(低音中心、無理のない強さで安定した圧)
ロウソクを瞬時に吹き消すように素早いエアを出す練習
ロングトーンしながらフッフッフッ
教本:Rubank Lesson 3「Blue Bells of Scotland」
4拍子。第1拍に重心を置く
長い音の後の短い音は、基本は「優しく」扱う
まずは1オクターブ下でフォームと流れを掴む
表現を広げるステップ
腹圧を活かしたマーチ的アーティキュレーションで粒立ちを出す
できたらレガートなど、表現を変えてみる
四分音符が4つ並ぶ小節は「どこへ向かうか」を決めてフレーズ設計
強弱やテンポを変化させ、複数の解釈を試す
まとめ
Fメジャー音階×腹圧×課題曲の3点を往復することで、「鳴らす」と「歌う」を両立できます。基礎はシンプルに、手応えは確実に。
11月29日は公開レッスンです。
お近くなら、ぜひいらしてください。受講、聴講無料です。(申込要)
体験レッスン受付中です。お気軽に連絡ください
柳井市クラリネット教室

