クラリネットエチュードの練習法|ランスロ No.7 ファ♯運指の選び方
- 5 日前
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クラリネットエチュードを音楽的に読む|ランスロ No.7・No.9 ワークショップ開催レポート
ワークショップ当日は、ランスロ《21のエチュード》No.7 と No.9 を題材に、楽譜から読み取れる情報をどのように演奏につなげるかを確認しました。参加者の皆さんには、調号、強弱記号、表現記号、リズムパターン、形式など、気づいたことをチャットで共有していただきながら進めました。
レッスンでは、GメジャーとEマイナーの関係、シャープ記号の読み方、三連符の扱い、テーマの再現や発展部分の考え方などを取り上げました。単に音を並べるのではなく、「なぜここでこの表情になるのか」「前後の音とどうつなげると自然に聴こえるのか」を考えながら、エチュードを音楽として読み解く時間になりました。
また、No.7の第3小節目に出てくるファ♯については、前後の音とのつながりや音色、リズムの安定を考えながら、どの運指が自然に使えるかを確認しました。この内容は、部分動画クリップでも詳しく紹介しています。
コンクール課題曲となったランスロのエチュード
今回のオンラインワークショップでは、ジャック・ランスロ《21のエチュード》のNo.7 と No.9 を取り上げました。この2曲は、日本クラリネット協会第15回ヤング・クラリネッティストコンクールJr.A部門(13歳以下)の課題曲にもなっていましたが、このワークショップは動画審査対策だけを目的とするものではありません。クラリネットエチュードに親しみ、日々の練習やレッスンに役立てることを目的としています。
小中高生向けのクラリネットコンクール情報や、動画審査の準備については、こちらの記事も参考にしてください。ヤング・クラリネッティストコンクール課題曲ガイド
練習のポイント|ランスロ No.7 第3小節目のファ♯運指
今回の部分動画クリップでは、ランスロ《21のエチュード》No.7 の中から、第3小節目に出てくるファ♯(F♯)の運指の選び方を詳しく取り上げました。
エチュードを練習していると、「音は合っているけれど、指が動きにくい」「このファ♯だけ少し音色が変わる」「前後の音とのつながりが不自然になる」と感じることがあります。特にクラリネットでは、同じ音でも複数の運指が使えるため、どの運指を選ぶかによって、音のつながり、響き、リズムの安定感が変わります。
ランスロ No.7 の第3小節目のファ♯も、ただ「正しい運指をひとつ覚える」というより、前後の音との流れの中で、どの運指が自然に使えるかを考えることが大切です。
クラリネットエチュードでファ♯運指を見直す理由
ファ♯は、クラリネットでは場面によって運指の選択肢が出てきやすい音です。
たとえば、
前の音からスムーズにつながるか
次の音へ無理なく移れるか
指を大きく動かしすぎていないか
音色が急に変わっていないか
リズムが遅れたり、音がつぶれたりしていないか
といった点を確認する必要があります。
エチュードでは、音符を正しく読むことだけでなく、演奏しやすく、音楽的に自然な指づかいを選ぶ力も育てていきます。
エチュードで使えるファ♯替え指の選び方
動画では、次のような視点でファ♯の運指を比べていきます。
前後の音とのつながり
そのファ♯だけで考えず、前の音・次の音との流れで判断します。
指の動きの少なさ
指をたくさん動かす運指が必ず悪いわけではありませんが、テンポの中で無理が出る場合は、別の運指を検討します。
音色と響き
運指によって、同じファ♯でも響き方が少し変わることがあります。前後のフレーズの中で浮いて聴こえないかを確認します。
リズムの安定
難しい運指を選ぶことで、その音の前後だけテンポが揺れる場合があります。メトロノームや録音で確認すると分かりやすくなります。
自分の手に合っているか
手の大きさ、指の形、楽器の調整状態によって、使いやすい運指は少し変わります。一般的な正解だけでなく、自分にとって安定する選択を探します。
エチュードを安定して吹くための部分練習
まずは、ファ♯を含む短い範囲だけを取り出して練習します。
第3小節目前後だけをゆっくり吹く
ファ♯の前後の音をつなげて確認する
違う運指を試して、音色とつながりを比べる
録音して、どの運指が一番自然に聴こえるか確認する
最後に、フレーズ全体の中で使えるか試す
ポイントは、最初から速く吹こうとしないことです。ゆっくりしたテンポで、指・息・音色がそろっているかを確認してから、少しずつテンポを上げていきます。
エチュードで身につけたい音楽的な運指選び
クラリネットの運指には、基本の運指と替え指があります。基本の運指を知ることは大切ですが、実際の曲やエチュードでは、前後の音型によって替え指が有効になることもあります。
大切なのは、単に「この音はこの指」と固定して覚えることではなく、その場面で一番自然に音楽が流れる運指を選ぶことです。
ランスロのエチュードは、指の練習だけでなく、こうした小さな判断を学ぶのにとても良い教材です。ひとつのファ♯の運指を丁寧に考えることで、他の曲にも応用できる練習の視点が身についていきます。
解説動画で確認できるファ♯運指と練習の流れ
部分動画クリップでは、実際に音を出しながら、
どの運指候補があるか
それぞれの運指でどのように聴こえるか
前後の音とのつながりはどう変わるか
練習ではどの順番で確認するとよいか
を解説します。
楽譜を見ながら、できれば楽器を持って一緒に確認してみてください。小さな運指の選択が、フレーズ全体の吹きやすさと音楽の自然さにつながっていきます。
Tomplayでエチュードを効率的に練習する方法
今回のエチュードは、Tomplayでも練習できます。
Tomplayでは、テンポを落として練習したり、苦手な範囲だけを繰り返したり、自分の演奏を録音・録画して確認したりできます。
注目したい新機能が「ウェイトモード」です。ウェイトモードでは、伴奏や楽譜の進行が演奏者のテンポに合わせて待ってくれるため、焦らず自分のペースで練習できます。音を確認しながらゆっくり進めたい時や、難しいパッセージで止まりながら練習したい時に便利です。
ランスロのエチュードは伴奏が無いので、一緒に合わせて演奏することはないですが、メトロノームをつけての練習や、部分を区切っての練習、また、録画機能を利用するなどしてみてください。
講師の注意事項などのマーキングが入った譜面をご希望の方は受け取っていただけます。下のサブスク割引を利用するか、14日の無料トライアルを利用していただけます。
Tomplay特別リンク:
Tomplayに関するブログ
よくある質問
Q. クラリネットエチュードとしてランスロのどの曲を扱いましたか?
ランスロ《21のエチュード》No.7 と No.9 を中心に取り上げました。調号、強弱記号、表現記号、リズムパターン、形式などを確認しながら、楽譜から読み取れる情報を演奏にどうつなげるかを学びました。
Q. クラリネットエチュードでファ♯運指の何を学べますか?
前後の音とのつながり、音色、リズムの安定を考えながら、どの運指が自然に使えるかを確認しました。基本の運指だけでなく、場面に応じた替え指の使い方も、音楽的な流れの中で考えました。
Q. クラリネットエチュード解説動画では何を確認できますか?
ランスロ No.7 第3小節目のファ♯を例に、運指候補の比べ方、前後の音とのつながり、音色の違い、練習の進め方を確認できます。楽譜を見ながら、できれば楽器を持って一緒に試してみると理解しやすくなります。
Q. クラリネットエチュードを練習中なら、ワークショップ未参加でも役立ちますか?
はい。ランスロ No.7 を練習している方はもちろん、クラリネットの替え指や、エチュードを音楽的に練習する視点を学びたい方にも役立つ内容です。
Q. クラリネットコンクール課題曲の練習にも使えますか?
使えます。音を正しく読むだけでなく、前後の音とのつながり、フレーズ感、リズムの安定、運指選びを考える練習は、コンクール課題曲の準備にもつながります。
フジヤマクラリネットスタジオについて(山口県柳井市・オンラインレッスン対応)
フジヤマクラリネットスタジオは、山口県柳井市を拠点に、対面レッスン・オンラインレッスン・動画添削などを通して、クラリネットを学ぶ方をサポートしているレッスンスタジオです。
初心者の方、久しぶりにクラリネットを再開したい方、部活動でさらに上達したい学生の方、大人の学習者まで、それぞれの目標やペースに合わせてレッスンを行っています。
音色、息の使い方、タンギング、指の動き、フレーズ感など、クラリネットの基礎を大切にしながら、音楽的に演奏する力を育てることを目指しています。
対面レッスンのほか、オンラインでの受講や、録画を使った学習にも対応しています。遠方の方や、継続的に練習を見直したい方もご相談ください。下記のオンラインカウンセリングよりお問い合わせください。
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呼吸を継続的に整えたい方には、クラリネット呼吸法オンライン4週コースも用意しています。
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