クラリネット二重奏の練習法|「見上げてごらん夜の星を」2ndで基礎力を磨く
- 2025年10月23日
- 読了時間: 4分
更新日:6 日前
クラリネット二重奏で身に付く基礎力
クラリネット二重奏は、音を合わせるだけでなく、運指・息の支え・フレージング・休符の扱いを学べる、とても良い基礎練習になります。 この記事では、「見上げてごらん夜の星を」2ndパートを題材に、D♭/E♭の左右交差、G→D♭のポジションジャンプ、八分音符の流れ、休符の響かせ方を整理します。 「指が絡む」「フレーズが流れない」「伴奏パートをどう吹けばよいかわからない」という方の練習のヒントとして使ってください。
クラリネットを始めてしばらく経つと、音は出せるようになっても、指の切り替え・息の支え・フレーズの流れでつまずくことがあります。今回は、実際のレッスンで扱った二重奏の2ndパートを題材に、基礎力を伸ばす練習ポイントを整理します。

「見上げてごらん夜の星を」2ndで練習したいポイント
D♭/E♭の左右交差を安定させる練習
G→D♭のポジションジャンプを確実にするコツ
八分音符を急がず、フレーズを自然に流す方法
休符を”無音”ではなく音楽として扱う
レッスンの流れ
1) D♭/E♭の左右交差を安定させる練習
音の動きと同時に左右のキーを交互に押さえる箇所。左右の指の交差なのでタイミングが合わないと異音(Cなど)が出やすい。練習の際は、まずは音を出さず、指だけで、第一音の運指をとらえ、第二音の準備ができたタイミングで(時間をかける)素早く次の音へ移動できるようにする。
交互にゆっくりから早くしてみる。できたら、音を出してみる。
1. まず音を出さずに、D♭とE♭の運指だけを確認する
2. 片方の音を押さえたまま、次の指の準備をする
3. ゆっくり交互に動かす
4. ミスが出ない速さで音を出す
5. 成功率が上がってからテンポを少しずつ上げる
ポイント: 成功体験を積み上げてからテンポアップ。エラー学習を避けるため、ミスが出たら即リセットしてテンポを下げる。
2) G→D♭のポジションジャンプを確実にするコツ
左手が開放から一気に5本でキーを押さえる。息の支えを切らず、指は縦に落とすイメージでトーンホールを確実にとらえる事を心がける。
3) 八分音符を急がず、フレーズを自然に流す方法
部分練習を連結し、メロディーの流れを知る。八分音符はせかさず、レガートでつなぐ。
「歌い回し」候補を2案作って吹き比べ
メロディのルバートやブレスに対応できるようフレキシブルに
4) 休符を”無音”ではなく音楽として扱う
弦やピアノは発音後も響きが残ることをイメージ。吹奏楽器も息の余韻で空間に音像を残しつつ休符へ。
(フレーズ中の)休符直前の音を強く切らない
響きを残したまま音をリリースすること
よくあるつまずきと修正手順
音が出ない/誤音になる
原因特定 → 運指ミスかタイミングか息圧かを取り上げて検証
失敗要因を1つずつ除去して成功テイクを記録
指が絡む
(左右の指が混合しての問題であれば)片手ずつの分離→左右統合→全体をまとめる
フレーズが流れない
ロングトーンでエアコントロールを練習
自宅練習でやること
本日の問題点を書き出し、改善策を考える
Before/Afterの録画を1テイクずつ保存
一つのパートを録音し、その音源とデュエットで合わせ、フレーズの方向性を検証
練習動画:2ndパートで確認したいポイント 動画では、D♭/E♭の左右交差、G→D♭のポジションジャンプ、八分音符の流れを確認できます。まずはテンポよりも、指の準備と息の流れが途切れないことを意識して聴いてみてください。
あなたの日頃の練習の悩みはありますか?ぜひ感想や質問があればコメントで教えてください。今後のレッスン記録や練習設計のヒントも発信していきます。
体験レッスンのご案内
クラリネットの基礎を整えたい方へ
指が絡む、息が続かない、フレーズが自然に流れないと感じる方には、体験レッスンでも練習方法を一緒に整理しています。 オンラインまたは柳井市のスタジオで、現在の課題に合わせた練習の進め方をご提案します。 体験レッスンはこちら↓
二重奏で磨く基礎力




