オケスタコンクールに挑戦しませんか?—国際クラリネット協会 ClarinetFest 2026(仁川・韓国)に向けて
- Izumi Fujiyama

- 10月26日
- 読了時間: 3分
更新日:15 時間前

国際クラリネット協会(ICA)のオーケストラオーディション・コンペティション(オケスタコンクール)に挑戦しませんか。録音審査から本選(ClarinetFest® 2026/韓国・仁川)までの流れと、準備の進め方を要点でまとめました。フジヤマクラリネットスタジオの特化クラスで、実技と実務の両面を伴走します。
応募概要(要点) 公式HP詳細はこちら
応募資格:プロオーケストラの正規雇用メンバーでないクラリネット奏者(年齢不問)
締切:2026年4月1日(現地時間)
予選:録音審査(結果通知は公式スケジュールに準拠/ 5月15日)
本選:ClarinetFest® 2026(韓国・仁川)にて開催
費用:最終選考者はフェス参加費免除。旅費・ビザ等は各自負担
受賞:最優秀賞 1,000USD+マウスピース/準優勝 500USD+マウスピース
課題例(抜粋)
モーツァルト:協奏曲 K.622 第1楽章 提示部(無伴奏)
オーケストラスタディ:1stクラリネットパート
Bartók: Der wunderbare Mandarin, Cadenza No. 2, 22 – 25
Beethoven: Symphony No. 6 – Movement 1, mm. 474-493
Brahms: Symphony No. 3 – Movement 2, mm. 1-22
Kodaly: Dances of Galanta – mm. 31 – 65
Mendelssohn: Symphony No. 4 – Movement 4, mm. 1 – downbeat of 18.
Puccini: Tosca, Act 3 – 11 – 12
Rimsky-Korsakov: Capriccio espagnole – Movement 1, A – B, C – 21 m after C
Rossini Overture to Semiradime – mm. 178 – 187
Schubert: Symphony No. 8 “Unfinished” – Andante con moto, 30 before [B] to 12 bars before [B]
挑戦の価値(私の原体験)
学生時代にヤングアーティスト部門で第2位を経験。結果だけでなく、準備の設計、本番での集中、フェス期間の出会いが大きな財産になります。当時無かった高校生枠やオケスタ部門など現在は選択肢も拡大し、現時点の自分を一段引き上げる目標として最適です。
FUJIYAMA CLARINET STUDIO|特化クラス
譜面手配、対面・オンラインレッスン
動画添削と練習計画の最適化
英文メールを含む現地とのやり取りや申込手続きの伴走
録音セッション設計・立会い
渡航に関する事務サポート
推奨タイムライン(目安)
10〜11月:申込・譜面調達・レッスン開始
3月:録音
4月:提出
5月:結果通知
夏:本選(該当者)
受講にあたっては、現在師事している先生の了承を得た上でご参加ください。十分な準備期間を確保するため、早めのご連絡をおすすめします。
コンクールには出ないけれど、自分のチャレンジとして取り組みたい方へ
コンクール参加は必須ではありません。以下のような「期間限定チャレンジ」としての受講も歓迎します。オケスタに取り組んでみたい方、今後オーディションを控えている方、抜粋した選曲で練習してみたい方、クラリネット初心者から音大レベルまで挑戦していただけます。
目標設定:4〜12週間の期間を設定し、レパートリーやオケスタ抜粋を明確化
計画設計:週次の達成目標、練習メニュー、録音提出の頻度を組み立て
実技サポート:レッスン(対面・オンライン)、動画添削、フォーム修正、テンポ設計
本番代替:録音提出会やスタジオ内ミニ発表会でのアウトプット機会を提供
振り返り:チェックリストと評価シートで前後比較し、到達度を可視化
受講のゴールは「結果(入賞)」だけでなく、計画→実行→振り返りのサイクルを回すこと。自分のペースで、確実な前進を積み上げましょう。
国際クラリネット協会 オケスタコンクール ClarinetFest 仁川、韓国

