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二重奏で磨く基礎力:「見上げてごらん夜の星を」2ndで学ぶ要点

二重奏で磨く基礎力:「見上げてごらん夜の星を」2ndで学ぶ要点

ゼロから約90時間のレッスンを経た生徒さんの成長記録。二重奏「見上げてごらん夜の星を」の2ndパートを題材に、左右交差やポジションジャンプ、フレージング、休符の扱いまでを具体的に解説します。 練習のヒントとなることもまとめています。(動画あり)


clarinet lesson

今日のテーマ

  • 左右交差(D♭/E♭)の確実な切替

  • G→D♭のポジションジャンプと息の支え

  • フレージングの設計と八分音符の流し方

  • 休符の「鳴らし方」を意識する


レッスンの流れ

1) 左右交差(D♭/E♭)

音の動きと同時に左右のキーを交互に押さえる箇所。左右の指の交差なのでタイミングが合わないと異音(Cなど)が出やすい。練習の際は、まずは音を出さず、指だけで、第一音の運指をとらえ、第二音の準備ができたタイミングで(時間をかける)素早く次の音へ移動できるようにする。

交互にゆっくりから早くしてみる。できたら、音を出してみる。

ポイント: 成功体験を積み上げてからテンポアップ。エラー学習を避けるため、ミスが出たら即リセットしてテンポを下げる。

2) G→D♭ジャンプ

左手が開放から一気に5本でキーを押さえる。息の支えを切らず、指は縦に落とすイメージでトーンホールを確実にとらえる事を心がける。


3) フレージングの設計

部分練習を連結し、メロディーの流れを知る。八分音符はせかさず、レガートでつなぐ。

  • 「歌い回し」候補を2案作って吹き比べ

  • メロディのルバートやブレスに対応できるようフレキシブルに

4) 休符の演奏

弦やピアノは発音後も響きが残ることをイメージ。吹奏楽器も息の余韻で空間に音像を残しつつ休符へ。

  • (フレーズ中の)休符直前の音を強く切らない

  • 響きを残したまま音をリリースすること


よくあるつまずきと修正手順

  1. 音が出ない/誤音になる

    • 原因特定 → 運指ミスかタイミングか息圧かを取り上げて検証

    • 失敗要因を1つずつ除去して成功テイクを記録

  2. 指が絡む

    • (左右の指が混合しての問題であれば)片手ずつの分離→左右統合→全体をまとめる

  3. フレーズが流れない

    • ロングトーンでエアコントロールを練習

次の一歩

  • 本日の問題点を書き出し、改善策を考える

  • Before/Afterの録画を1テイクずつ保存

  • 一つのパートを録音し、その音源とデュエットで合わせ、フレーズの方向性を検証





あなたの日頃の練習の悩みはありますか?ぜひ感想や質問があればコメントで教えてください。今後のレッスン記録や練習設計のヒントも発信していきます。



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  • 対象: 初心者〜再開組、基礎を整えたい経験者

  • 形式: オンラインまたは柳井市スタジオ、30分トライアル

  • 内容: 現状ヒアリング+「今日から変わる」1課題の処方箋

  • 申込: 「体験希望」または、「オンラインカウンセリング」でご予約ください。


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