研究に基づいた心理学的なアプローチで練習力をあげよう!
WOOP(ウープ)とは?

WOOPの法則は、ドイツ人心理学者のガブリエル・エッティンゲン氏が提唱した目標達成のためのテクニックで、Wish(願望)、Outcome(結果)、Obstacle(障害)、Plan(計画)の頭文字をとったものです。この法則を実践することで、現実的な目標達成を習慣化を図ります。大きな目標の達成は確かに難しいものですが、小さな目標を一つずつ確実にクリアしていけば、大きな目標も手の届くものとなります。
WOOPをクラリネットの練習に取り入れてみましょう
一般的なWOOPの手順
Wish(願望) 自分が達成したい目標を書き出します。(実現可能な小さな目標)
Outcome(結果) 目標を達成したときに得られる結果を書き出します。(その目標が達成できたベストな結果を想像する)
Obstacle(障害) 目標達成を妨げる障害について考えます。(その目標に取り組むのを阻む問題点、障害を書き出す)*外的(自分でコントロールできない)な障害、例えば天気が雨になったら等ではなく、内的(自分でコントロール可能)なもの、例えば、練習したくても携帯をいじってしまう、など
Plan(計画) 障害を克服・回避するための計画を立てます。(自分で実現可能なルールを決める)
クラリネット(他の楽器でも!)の練習に当てはめると?
Wish: (実現可能な小さな目標)(例)モーツァルトのコンチェルトの提示部を暗譜
Outcome: (その目標が達成できたベストな結果を想像する)(例)自信がつき、家族の前で披露したくなる
Obstacle: (その目標に取り組むのを阻む問題点、障害を書き出す)*外的(自分でコントロールできない)な障害、例えば天気が雨になったら等ではなく、内的(自分でコントロール可能)なもの、例えば、練習したくても携帯をいじってしまう、など(例)疲れて眠くなってしまう
Plan : (自分で実現可能なルールを決める)(例)眠くなる前に、一旦休憩し、トランポリンをしてリフレッシュ
これくらいだったら、できそうと思われたら、ぜひアカウンタビリティーグループ(リンク)へ参加ください。
自分のWOOPを1〜2週間ごとに発表して、グループで共有、励まし合いながら、目的に向かって成長していきましょう
練習ジャーナルをつけてみよう
アカウンタビリティラボで提出した自分の目標、WOOPはご自分の練習ジャーナルに記録しておきましょう。日々の練習記録をつけて小さなステップでも成長していることを実感できます。
ジャーナルについてはまたの機会に
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