クラリネット練習のモチベーションを上げるWOOPの法則|目標設定で練習習慣をつくる
- 2025年1月31日
- 読了時間: 4分
更新日:1 日前
クラリネットの練習が続かない理由
「クラリネットの練習を続けたいのに、なかなかモチベーションが上がらない」
「目標を立てても、数日で練習習慣が途切れてしまう」
そんな方におすすめしたいのが、心理学に基づいた目標達成の方法である WOOPの法則 です。
WOOPは、クラリネットや楽器の練習にも応用しやすく、漠然と「上手くなりたい」と思うだけでなく、具体的な目標・障害・行動計画を整理できる方法です。
WOOPの法則とは?

WOOPの法則は、ドイツ人心理学者のガブリエル・エッティンゲン氏が提唱した目標達成のためのテクニックで、Wish(願望)、Outcome(結果)、Obstacle(障害)、Plan(計画)の頭文字をとったものです。この法則を実践することで、現実的な目標達成を習慣化を図ります。大きな目標の達成は確かに難しいものですが、小さな目標を一つずつ確実にクリアしていけば、大きな目標も手の届くものとなります。
WOOPを楽器練習に使うメリット
楽器の練習では、「上手くなりたい」という気持ちがあっても、毎日の忙しさや疲れ、苦手意識によって練習が後回しになることがあります。
WOOPのよいところは、ただ前向きに目標を立てるだけでなく、練習を妨げる原因まであらかじめ考えられることです。
たとえば「毎日30分練習する」と決めても、実際には疲れていたり、スマホを見てしまったり、何から練習すればよいかわからなかったりすることがあります。WOOPでは、そのような障害を先に見つけて、「疲れている日は5分だけ音出しをする」「スマホを見る前に楽器を出す」「練習メニューを前日に決めておく」など、具体的な行動に変えていきます。
楽器練習は、小さな積み重ねが大きな変化につながります。WOOPを使うことで、気分や根性だけに頼らず、自分に合った練習習慣を作りやすくなります。目標がはっきりし、つまずきやすいポイントにも備えられるため、練習を続ける力を育てることができます。
一般的なWOOPの手順
Wish(願望) 自分が達成したい目標を書き出します。(実現可能な小さな目標)
Outcome(結果) 目標を達成したときに得られる結果を書き出します。(その目標が達成できたベストな結果を想像する)
Obstacle(障害) 目標達成を妨げる障害について考えます。(その目標に取り組むのを阻む問題点、障害を書き出す)*外的(自分でコントロールできない)な障害、例えば天気が雨になったら等ではなく、内的(自分でコントロール可能)なもの、例えば、練習したくても携帯をいじってしまう、など
Plan(計画) 障害を克服・回避するための計画を立てます。(自分で実現可能なルールを決める)
クラリネット練習でのWOOPの使い方
たとえば、クラリネットの練習では次のようにWOOPを使えます。
Wish:小さく具体的な練習目標を決める
実現可能な小さな目標(例)吹奏楽のこの曲のこのフレーズだけに取り組みたい
Outcome:達成した時の良い結果を想像する
(例)集中して練習することによって、次にその箇所を合奏で吹くときに自信が出る
Obstacle:練習を妨げる原因を見つける
その目標に取り組むのを阻む問題点、障害を書き出す (例)帰宅後に疲れてスマホを見てしまう
Plan:障害に備えた行動計画を立てる
自分で実現可能なルールを決める(例)帰宅したらスマホを見る前に、先に楽器を組み立てる
大きな目標を立てるよりも、「今日できる小さな行動」に落とし込むことが大切です。
練習をコミュニティーで共有
一人で目標を立てても、忙しい日が続くと練習が後回しになってしまうことがあります。
そんなときに役立つのが、アカウンタビリティーグループです。
アカウンタビリティーグループでは、1〜2週間ごとに自分のWOOPを共有し、練習目標や取り組みを見える形にしていきます。誰かと比べるためではなく、自分の小さな目標を続けるための場所です。
「今週はロングトーンを5分だけ続ける」
「次のレッスンまでに、このフレーズをゆっくり練習する」
「スマホを見る前に楽器を出す」
このような小さな行動を、グループで共有しながら少しずつ習慣にしていきます。
クラリネット練習を一人で続けるのが難しい方は、アカウンタビリティーグループで一緒に練習習慣をつくってみませんか?
▶ アカウンタビリティーグループに参加する
練習ジャーナルをつけてみよう
アカウンタビリティラボで提出した自分の目標、WOOPはご自分の練習ジャーナルに記録しておきましょう。日々の練習記録をつけて小さなステップでも成長していることを実感できます。
WOOPは、一度書いて終わりではなく、続けながら見直すことで効果が出やすくなります。
一人では練習が続きにくい方、目標を立てても途中で止まってしまう方は、アカウンタビリティーグループで一緒に練習習慣を育てていきましょう。
▶ アカウンタビリティーグループに参加する

