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練習サポートしてきました:ふれパクではっち弦楽合奏団夏合宿

森脇由紀先生率いる「はっち弦楽合奏団」の3日間の集中的な音楽作りに明け暮れた合宿を終えました。


前回は2年前だったので、久しぶりの合宿でした。私たちは娘と一緒に参加しました。娘がメインの参加者ですが、私も今回も指導のサポートとして加わらせていただきました。


今回の合宿の目玉はヴィヴァルディの「四季」です。今月17日に開催される「はっち弦楽合奏団定期演奏会」のための集中練習を含む合宿でした。ソロは森脇恵厘花さんが担当します。彼女はこの演奏会後、佐渡裕が芸術監督を務める兵庫芸術文化センター管弦楽団への入団が決まっています。はっちのメンバー全員にとっても、彼女を送り出す記念すべき演奏会となることでしょう。


場所は由宇青少年自然の家、ふれあいパーク(通称ふれパク)です。標高540メートルの銭壺山の頂上付近にあり、自然に囲まれた環境で練習にも自然と熱が入ります。建物内の部屋を存分に活用し、グループごとに分かれて練習ができました。

終わってポーズ
皆で変顔

合宿中には、チェンバロやコントラバスの先生、そしてヴァイオリンの石井啓一郎先生などから指導を受けることもできました。


練習前には全員がバランスボールを使いながら、ゆっくりと体をほぐして整えます。体を支える足や関節の使い方まで意識しながら、楽器演奏に最適な状態を作ります。私も時々後ろから柔軟体操に参加しています。

十分なウォーミングアップを終えてから練習に入ります。


私の役割は主に「四季」を演奏しない、定期演奏会第3部の全体合奏に出る皆さんの練習サポートです。ヴァイオリンの先生でも森脇先生でもないので、まずは自己紹介から始めました。「娘○○のお母さんです。いずみさんと覚えてくださいね」



3日間の練習を見てきて気づいたことがいくつかあります:

チームワーク最高!:小学1年生から大人まで年齢差があるにもかかわらず、いつもアンサンブルをしている仲間同士、助け合い協力し合うこと、そして遊ぶことにも一生懸命でした。

皆で良くしよう!:「どうしたらいいかな?」という問いかけに、「出だしをもっと合わせる」や「チェロ・ヴァイオリンが互いの音をもっとよく聞く」など積極的に意見を出してくれました。一人ずつ順番に試してみることにしました。キューを出して、どんなキューがわかりやすいのかを話し合いました。自分が思っているよりもしっかり合図を示さないと合わないことが実感できました。

リズムの楽しさ:バッハのガヴォットでは、四分音符+八分音符×2がテーマのリズムパターンです。これが次のセクションでは八分音符×2+四分音符に変わることに注目しました。このパターンの反転に興味を持ってくれたでしょうか?

最終日には少し楽しく練習できるように工夫を凝らしました。

一つの楽曲のテーマ部分を数小節ごとに弾き、次の人に回していくリレーをしました。テンポを崩さず流れに乗る—同じ電車に乗って走るイメージを持ちました。途中から入るのが難しかったり止まってしまうこともありましたが、繰り返すたびに上達していきました。また、動物や天気などをイメージしながら演奏し、その変化を感じとりました。わざと重たくしたり軽くしたりと、皆さん楽しそうに変化を表現していました。さらに、ある曲では主音となる音をわざと弾かないゲームも試みました。まず歌いながら抜く音を手拍子で入れたりし、実際に演奏するととても難しく感じましたが、慣れるものです。皆上手に主音を抜き、「歯抜け」の曲が完成しました。

いずみ
何を話しているのかな?

弦楽器の技術的なチャレンジ(ポジション移動や音程の取り方など)については答えられませんでしたが、少しでもこれまでの音楽に磨きがかかってくれたら何よりです。

合宿中には天体観測や恒例のスイカ割りもあり、特に二日目は朝から夜まで9時間も演奏していたのに、子どもたちは最後まで走り回り、思いきり遊びました。この元気さは私も見習いたいものです。


全体合奏
全体合奏
はっち定演ポスター
ぜひいらしてください

いよいよ17日の定期演奏会が迫っています。皆さんが体調を崩さずに当日を迎えられますように。私も裏方で支えていきます。

お時間がありましたら、ぜひ和木文化会館へお越しください。



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