ピアノ教室でアンサンブル指導を行なった体験レポート
- Izumi Fujiyama

- 9月22日
- 読了時間: 2分
更新日:10月23日

山口県のクラリネット教室、フジヤマクラリネットスタジオです。先日ピアノ教室に招かれて、アンサンブルを体験してもらい、アドバイスをしてきました。
ピアノ教室でアンサンブル指導
日時:9月20日
会場:みさきピアノ教室(市内)
参加:小中学生 7 名
主催・ご招待:藤井美沙季先生
みさきピアノ教室での学び
市内で活動されているピアニストであり指導者の藤井美沙季先生にご招待いただき、伴奏勉強会の指導を担当しました。先生の「生徒にアンサンブルの楽しさを伝えたい」という思いが伝わる、あたたかい雰囲気の会でした。
アンサンブルの大切さを共有
参加した7名の子どもたちは、アンサンブルの経験が少ない子から、ある程度慣れている子までさまざま。まずは「相手の音を聴く」「呼吸を合わせる=息を吸う」(←ピアノで意識することもとっても重要)「フレーズの受け渡し」をキーワードに、音で会話する感覚を一緒に確認しました。「一緒に曲をスタートするにはどんな合図が必要なのか?」「また、一緒に終わるには?」「同じテンポで進むには」「同じ表現をしたいときは」全て一人で演奏している時には気づくことができない部分です。

少しのアドバイスで大きな変化
短い言葉がけと具体的な提案をいくつか試し、すぐに再トライ。テンポの共有や入りの合図、伴奏とメロディーパートのバランスを意識するだけで、瞬く間に音がまとまり、素晴らしいアンサンブルが生まれました。子どもたちの吸収力と集中力に、こちらが驚かされました。テンポが揺れ、ルバートがかかってもしっかりついて来れていた生徒もいました。
声かけと場づくり
緊張した面持ちの子が多かったので、伝わりやすい言葉で短く声かけを心がけました。変化を感じると、表情が柔らぎ、音にも前向きさが表れます。
子どもたちの声
最後に一人ずつコメントシートをもらいました。
「わかりやすかった」
「楽しそうに演奏していた」
「アンサンブルが何かわかった」
この言葉が何よりのご褒美でした。
おわりに
藤井美沙季先生の、生徒へアンサンブルの喜びを届けたいという姿勢が会全体を支えていました。音でつながる時間の尊さを、改めて実感。ピアノ教室でアンサンブルできた今日の学びを、次の本番や日々の練習に生かしていけたらと思います。


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